税関は輸入統一版システムのリスト入力機能とそのアプリを無料で企業に提供し、企業が対応するための基本フォームも公表しました。なお企業は申告及び転送電子データに法的責任があります。
以下は公表の概要です。
一、輸入統一版システムのリスト入力機能を無料で提供します。EC企業又は代理人は通関サービスシステムに登録し、リストの入力、変更、申告、確認等の操作ができます。
二、輸入統一版システムのクライアント側のアプリを無料で提供します。企業は中国電子ポートホームページ(www.chinaport.gov.cn)でダウンロードできます。
三、輸入統一版システムのメッセージ基本フォームを公表します。越境EC企業や第三者のプラットフォームはこのメッセージ基本フォームを参照しながら、導入サービスを開発したり商品購入をすることができます。
四、企業は税関申告及び転送電子データについて法的責任を負います。この度、デジタル署名技術を用いたのはリスト、変更、申請書の撤回、返品申請書、在庫明細データで、今後さらにデジタル署名技術を用いる範囲はどんどん拡大する予定です。
五、輸入統一版システムの企業ユーザー操作マニュアル、クライアント側のソフト操作マニュアル、企業導入するためのメッセージ基本フォームなどのファイルは変更の場合、中国電子ポートホームページで公表します。
今回のシステム導入により、通関スピードが向上する上、今まで課題となっていた越境EC販売における返品問題の解決も期待できることでしょう。
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