Tmallアプリでは「ブランドインフォメーション」というコーナーがあり、そこでこれから新しく入るブランドを紹介する「新オープンブランド」項目があります。その中を覗いてみると「新オープンブランド」ページでは、1ブランドあたりおおよそスマホ1画面分のスペースが用意されています。ブランド名、オープン日時、キャンペーン情報など、簡単な紹介がされており、また同ブランドをリアルタイムで閲覧しているユーザー数も表示されています。
「店舗に入る」をクリックすると、そのブランドの旗艦店に行くことができます。旗艦店がTmall本体で出店されていても、Tmall国際で出店されていても、「新オープンブランド」ページにて紹介がされます。つまり、このページに来るとユーザーはすべての新ブランドを確認することが出来ます。
これらのお店情報はオープンする前からティザー的に紹介されていたり、開店前のオープニングキャンペーン情報が掲載されていたりします。またオープン直前にはカウントダウンイベントが行われることもあります。このタイミングでユーザーはお店に入ったとしても商品購入はできませんが、すでに予約販売がなされていることもあります。数多くのブランドがひしめくTmallとは言え、やはり新ブランドオープン前はある一定の注目を集められますので、このページを活用してオープン前キャンペーン情報や予約販売商品情報などをしっかりと詰めておくことが重要です。
これらブランド旗艦店は、出店が決まった順に表示されています。「アメリカで百年の歴史をもつ人気の鍋」、「韓国発のスキンケア専門ブランド」など、ブランドの説明文はお店側で決めることができ、注目を集めるために重要な箇所となります。ここでは、奇抜なキャッチコピーを考えるより、分かりやすく真っ当な説明を心がけましょう。最近見かけた効果的でない説明文にはこのようなものがありました。「あなたの乙女心を狙撃」、「一新されたスイーツ」など。これらの説明を見て、何を売っているか一目では分からず、せっかくのユーザー来店のチャンスを逃してしまいかねません。
2017年4月17日現在、集計では、2017年にTmallとTmall国際に新しく入った海外ブランド数は21ブランドでした。ほとんどがヨーロッパと日本、韓国からで、アパレル、食品、ヘルスケア、時計などを中心に釣具などあまり見かけないブランドも新しく入ってきています。
Tmall参入時には、新オープンブランドページに何を載せるか、オープン後スタートダッシュするための対策はここでもしっかりと考えていくべきです。
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