規範ではWechatのモーメント(朋友圈・タイムライン)において、特殊なキーワード・合言葉を促すシェア・誘導・フォローを促すようなリンク・表現を行なってはいけないと規定しています。
もう少し、詳しく見てみましょう。
特殊なキーワード・合言葉を促すシェアの禁止
過度な営業活動はユーザーのモーメントを荒らします。
モーメントのシェアにおいて、特殊なキーワード・合言葉(口令)を促すものは禁止となります。
下の例で言うと、シェア内容をコピー&ペーストして合言葉を入力することによって、特定のサービスが利用できる"鍵"が得られるということですね。
誘導・フォローを促すようなリンク・表現の禁止
強制的にまたは誘導する形で公衆号(公式アカウント)のフォローを促すものは禁止となります。
下の例で言うと、左側はQRコードをWechatでスキャンするか、QRコードをロングタップして、ウェブサービスに登録したら5.5元プレゼント、30元貯まると「収入」を引き出せるという誘い文句。
右側もQRコード経由でホラー漫画を閲覧できるというサイトのようです。
更に、シェアすると現金キャッシュバック・賞品・優待賞品(優待券・金券・ポイント・携帯通話料・パケット量プレゼント)などと謳ったシェアも注意が必要です。
その他、「戻る」という表示をした上でリンクを貼ったものの、外部リンク先を同一サイトの上位層のウェブページではなく、他のサイトへ誘導するシェアや、外部リンク先のサイトからユーザーのサムネイルやニックネームなど個人のプライバシー情報を露出するシェアなどの禁止が盛り込まれています。
もし、違反した場合は...
これらの規範に違反した場合は、該当Wechatアカウントが凍結となります。
初回は違反したリンクを修正したシェアにすれば凍結解除が申請できますが、2回目の違反は12時間の凍結、3回目は1日、4回目の以降は1週間の凍結となります。
違反を繰り返した場合や、違反に対抗するような内容を繰り返した場合は、Wechatアカウントの永久停止や、リンク先のドメイン名やIPアドレスへのトラフィックを封じられる可能性がありますので注意が必要です。
今回の規範の詳細はこちらの公式リンクからご覧ください。
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