この75ブランドのブランド価値は総計1兆USドル(約110兆円)にも膨れ上がります。
日本勢ではセブンイレブンが25位、ユニクロが29位と2ブランドが入選しています。
中国勢は、淘宝網(タオバオ)・天猫(T-mall)などを擁する阿里巴巴集団(アリババグループ)がブランド価値886億2300万ドル(約9兆7500億円)3位、京東(JD.COM)が145億7900万ドル(約1兆6000億円)で15位、蘇寧(Suning)が33億9400万ドル(約3733億円)で54位と3ブランドが入っています。
75ブランドをアパレル・ファストフード・ラグジュアリー・小売/販売(EC含む)の4分類に分けると、
アパレル15ブランド・ファストフード12ブランド・ラグジュアリー11ブランド・小売/販売37ブランドとなっています。
上位20ブランドに絞ると、1位Amazon、3位阿里巴巴、15位京東、17位EbayがオンラインEC勢が台頭していて、人々はショッピングをリアル店舗に行くか、オンラインで買うかどうするかに神経をすり減らしているということでしょうか。
今回のWPPのレポートでは、ほかにこのようなことが述べられています。
- この10年で、小売系のブランド価値は、非小売系と比べると成長度が35%速い
- サービスとオンライン・オフラインを融合させた新しいタイプのブランドが頭角を表そうとしている
- 消費者は"ひたすら安い価格"より"価格に見合った価値"を優先させている
- 消費者にとってはスムーズな買物体験と合理的な価格は同等に重要
- もしカスタマイズを提供できるサービスや商品があるならば、ブランドは価格競争を回避することで、より高い利益を得ることができる
- 中国は今、世界の見本的な存在で、発展速度、オンライン・オフラインがシームレスにつながり無限の創造を生もうとしている
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