※2016.11.11更新:2016年のダブル11の売上結果が出ています↓↓
2016年Tmall(天猫)のダブル11キャンペーンの驚愕過ぎる売上
しかし、中国ECモール業界では、独身の日以外にも様々な商戦日やセール期間があり、業界全体の売上もグッと伸びます。
ここだけは外すな!ということで言えば、旧正月、618、1111、1212、でしょう。
中でも12月12日のダブル12なんかはおもしろいです。オンラインとオフラインをうまく連携させたイベントで、ネット上だけで完結するのではなく、キャンペーンは店頭小売にも及びます。
※2016.12.8更新:ダブル11とダブル12の決定的な違いとは?アリババとアリペイが進めるオフライン戦略
日本の企業が越境EC進出をする際には、単に出店だけを考えるのではなく、このようなイベントへの積極的な参加をするべきです。
参加をすることで、消費者からのお店の評価を上げることができたり、参加後のお店への自然流入を増やすことができます。
しかしながら、残念なことに今日の日系の越境EC運営代行会社などは、面倒なのか、把握すらもしていないのか、ダブル11以外のキャンペーン参加を出店企業クライアントに提案していないようです。出店企業クライアントとの契約形態にも依るのでしょうが、運営代行料がランニングコストとして入ってくるのであれば、無理してでもダブル11以外のキャンペーンにクライアントを引っ張り出すことはしないのでしょうか。。残念です。運営代行会社を選ぶ時はこう言った目線でも見るべきですね。
ところで、618って気になりますよね?
6月18日は元々、いたって普通の日だったのですが、実は2004年6月18日が京東(JD)の設立日で「設立何周年キャンペーン!」を始めたきっかけで、それに対抗すべく他のECモールもセール期間とし始め、業界全体でそのような傾向になっていきました。セール期間と言ったとおり、6月18日単日ではなく、6月18日前後でどこのモールも大々的にセールを展開します。一般的にはお中元キャンペーンと言うのですが、業界ではJD狙撃キャンペーンとも言っています 笑
ちなみにTmallが出しているデータによると、当セール期間中のたった1日のTmallでのビールの合計売上が、フォーチュン・グローバル500に選出された某中国大手スーパーの全店舗で、ビールの売上が20日間の合計売上にほぼ同じであったというからビックリですね。
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