先日の記事(京東、日本メーカー4社との提携をどう読むか)でも紹介しましたように、中でも京東は特に積極的な提携を増やしています。
KOSEの100%子会社でKOSE化粧品の販売などを行うコーセーコスメポート株式会社がこの度、京東との戦略的協定を締結しました。
KOSEコスメポートのフラッグシップショップは既に6月初旬よりオープンしているのですが、オープン以来毎月3倍ペースで販売量が増加しています。京東グループの副総裁にして消費財事業部総裁である馮
今後は京東で販売されるコーセー商品は、日本と同時発売され、価格もほぼ同水準。訪日中国人観光客にも依然として日本製化粧品は人気が高く、訪日時に買う人気の品目でもあることから、当然、越境EC市場での今後の伸びしろとしても充分に期待できる分野であることは間違いありません。
さて、今回の京東とKOSEの提携も含め、日本や海外メーカーの越境ECプラットフォーム出店が続々となされています。
越境EC企業としては、有力な海外ブランドをいち早く囲いむことで、自社プラットフォームの売上を確保したいわけで、例えばTmallも某自動車用品大手に対して、月間運営費用を無料にし、さらにはモール内広告出稿の手厚い優遇もしているようです。
ただ優遇されたものをいかに活用していくかはメーカー側にとっても充分に検討すべきであり、当たり前ですが出店すれば望みどおりに売上が立つというわけではありません。
弊社にもよく越境ECの出店に関するお問い合わせをいただきますが、その中には、「出店はしたがうまく運営できず、売上が思い通りに立っていない」というご相談もよくあります。
※参考:中国越境EC事業まるごとサポート
自社独自での出店は機動的である反面、越境ECプラットフォーム側から出される情報を一方的に鵜呑みにしてしまうきらいがあり、細かい運営体制にまで目が行き届かないこともあります。
重要なことは、限られた条件や予算の中でいかに中国の商習慣やエンドユーザーのニーズ・行動特性などを汲み取った出店戦略を綿密に立てられるかです。越境ECプラットフォーム出店・運営を成功させるためには、そういった中国ECマーケティング戦略に強いサポートパートナーの存在もまた重要です。
弊社では下記のような形でご相談を承っておりますので、ご興味のある方はお気軽にご連絡下さい^^
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