Wechatの発表によると以前から一部の公式アカウントで、公式アカウント申請時に運営母体の認証がなされていないまま公式認証されていたことがあったり、またアカウント運営母体(企業など)の合併、分社化、業務変遷などが理由で元々公式アカウントを登録した運営母体とは別の運営者が現在の運営を実際に行っているというケースが出てきています。こういったケースの場合、都度のアカウント認証や毎年の運営母体審査が非常に無駄な工数となり、Wechat側にとっても運営母体側にとっても不便となります。またこのような問題が放置されることで、運営者は一部の機能が使用できなかったり、アカウントの運営状況もすべてを見ることができなくなります。
このような課題を解消すべく、今回のアカウント移転機能が実装されたとのことで、既存の利用規定の範囲内でうまく課題を解決できるのではないかという期待が高まっているようです。
ユーザーは公式アカウントプラットフォームにて、登録→設置→公式アカウント設置→主体情報→アカウント移転、「移転スタート」をクリックして移転申請をすることができます。アカウント移転には以下の条件を満たす必要があります。
(1)移転前の元アカウントは組織の購読アカウントあるいはサービスアカウント、いずれかに該当すること。
(2)移転先の新しいアカウントの主体情報(運営母体情報)が認証済みで、且つ購読者が1000人以下であること。
(3)個人アカウントは移転できません。また個人アカウントから組織アカウントに移転したりその逆もまた不可となります。
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